洋画というと真っ先にハリウッドを連想される方が多いと思います。もちろん私もアメリカ映画大好きでよく観ていますが、イギリス映画はこれまたハリウッド超大作とは一味違って、何度見てもほっこりさせられたり、癒されたり、心にじんわり染みる魅力があるんですよね。
繰り返し見ても全然飽きないので、イギリス英語を勉強されたい方、これからイギリスに留学される方、旅行前にイギリスの空気に触れたい方など、是非!鑑賞してみてください。
ちなみに、私の経験論かもしれませんが・・・、欧米の方は本当によく映画を観ているので、ちょっとした会話の中でも映画を引き合いにしたり、好きな映画の話をしたりすると結構会話が盛り上がります。私と夫が初対面で会話が盛り上がったのも、映画の話がきっかけだったと思います。外国の方との会話につまづいたら、是非好きな映画の話でもしてみてくださいね^^
それでは、私のおすすめイギリス映画です~
About Time(2013) アバウトタイム~ 愛おしい時間について~
過去にだけタイムトラベルできる能力がある、お人よしの好青年が主人公ティムです。タイムトラベルというSFチックな要素がありながら、軸は「愛」です。タイムトラベルの能力をつかって最愛の人、家族の幸せのために奮闘するティムが素敵すぎます。ティムの父役、ビル・ナイもいつもながらいい味出してます。観終わるころには幸せな気分で満たされますよ。
Love Actually (2003) ラブアクチュアリー
クリスマスシーズンになると毎年観てしまう、王道ロマンチックコメディです。ヒュー・グラントに、コリン・ファース、エマ・トンプソンetcと大物俳優がこぞって出演していますが、皆はまり役!色々な登場人物の話が上手く絡み合いつつ、それぞれのエピソードも素敵。私的には、エマ・トンプソンの切なさと、コリン・ファースの不器用ぶりが見逃せません。
Billy Elliot (2000) リトルダンサー
1984年のイギリス北部ダーラムという炭鉱の町を舞台に、バレーダンサーを目指す少年ビリーの物語です。スト中の炭鉱夫の父と兄の複雑な心境。純粋にバレーが大好きなビリーの気持ち。見るたびに涙が出てしまいます。そして忘れてならないのがサウンドトラックのすばらしさ!私はこの映画でUKロックのかっこ良さを初めて実感しました。いつか本場でミュージカルも鑑賞したいです。
The Full Monty(1997) フルモンティ
失業中の中年男性が、起死回生で男性ストリップをするお話。イケメンでもないしお金もない、しかも中年、と普通に考えたらあまり魅力的とは言えない男性陣が主人公なんですが、そこがなんともイギリスっぽいというか 笑。初めてこの映画を観た頃はもちろん夫とは知り合っていなかったのですが、その後夫と知り合って、夫がこの映画のロケ地シェフィールドに住んでいたということで、なんだか勝手に親近感がわきました。
Brassed Off!(1996) ブラス!
こちらも、リトルダンサー同様、炭鉱の町が舞台です。炭鉱が存続か閉鎖かという状況の中、炭鉱夫達で結成されたブラスバンドの活動を軸に、社会状況、人間模様が描かれています。最初から最後まで、かなり逼迫した経済状況に置かれた人たちの境遇は変わりませんが、それがリアルなんですよね。。そんな状況の中、誇りと信念をもって自分たちがすべきことを貫こうとするバンドメンバーの姿にジーンときてしまいます。
まだまだおすすめのイギリス映画がたくさん・・・また次の機会にご紹介します!