心配性ママと英国人夫の国際結婚・育児日記

心配性でおっちょこちょいな私と、そんな私に耐える年下英国人夫、やんちゃな子供たちとの、日本での国際結婚・育児日記です。

自転車で自動車の接触事故にあう

先日、自転車の前後に子供を乗せて、息子の習い事から帰宅していたところ、車に接触されました。幸い、私も相手の車もかなりゆっくりだったので、子供達にも私にも怪我はなく、自転車も小さな擦り傷程度で済んだのですが。。。

 

ある日の夕方、息子のスイミングからの帰り道、いつものように自転車の前後に子供達を乗せて、自転車を走らせていました。(ただでさえ心配性なうえ、運動神経の鈍い私は、いまだに自転車に子供を乗せて走るときはかなり神経をとがらせて、遠回りでも安全そうな道を選んで走っています。)

 

大通りの歩道を脇道に注意しながら走っていたところ、突然左から軽ワゴン車が飛び出してきました。信号のない細い道から大通りに合流するポイントでしたので、もちろん車が一旦停止すべきところです。ハッとした私は、とにかくブレーキをかけました。そして、相手の車もすぐに私たちに気づきブレーキをかけたようですが、止まったのは私の自転車の前のチャイルドシート(娘が乗車中)に車のバンパーが当たってからでした。

 

とにかくとっさのことで、何が起こったの?!とびっくりするしかなかったのですが、前方から歩いてきていた(この方もひかれかけてました)大学生らしき男性に何度も「大丈夫ですか?」と声をかけてもらって、我に返り、何はさておき子供たちの安全確保優先と、ひとまず歩道の端に自転車を止めました。

 

幸い転倒したわけでもなく、子供たちもとくにショックを受けた様子ではなかったので、一安心していたところ、相手の車から年配のドライバーが降りてきて、「大丈夫ですかね?」と声をかけてきました。私はとにかく、子供が心配だったのと、気が動転していたのとで、なんとか「大丈夫ですけど、気を付けてください」と、今思えば弱弱しい声を絞り出しただけだったと思います。するとそのドライバーはさっさと車に戻り、そのまま大通りのほうへ行ってしまいました。

 

私はというと、とにかく怖かったのと、もう夕方だったので暗くなる前に早く帰りたいとしか思えず、車が行ってしまった後、私もそのまままた帰路につきました。

 

でも、その帰り道も接触事故のことが頭から離れず、「もし、自転車か車かのどちらかがもっとスピードを出していたり、ブレーキをかけるのが遅かったら、子供たちが大怪我していたかもしれない」「車と自転車の接触事故だったのに、こんなにあっさり帰るものなの?」「そもそも一時停止無視をした自動車の交通違反なのに・・」「私がもっと注意していれば・・」と、考えれば考えるほどどんどん悶々とした気持ちになっていきました。

 

帰宅してからもどうしても気持ちが晴れず、子供たちに申し訳ないような気持ちでいっぱいで、別に相手のドライバーを見つけてどうにかしたいという気持ちはなかったのですが、とにかく、ああいう場合はどうすべきだったのかだけでも確認しようと、事故現場の最寄りの交番に電話してみました。お巡りさんに電話をするのなんて初めてです。

 

電話口の警察官の方は、さっと事情を聞くとすぐに交通事故処理係(?)に繋いでくれました。交通事故係りの警察官の方はてきぱきとした口調で事故の状況などを確認してくれました。結果、「言い方が悪いですが、怪我も物損もなければいわゆる事故にならないんです。被害届はだせますが。どうしたいですか?」とのことでした。私は別に犯人捜しをしたいわけではなかったので、被害届は出さず、とにかくもし今後同じようなことがあった場合(絶対にあってほしくないですが)どうすべきか教えてもらいました。その警察の方によると、例え怪我や物損がなくても基本的には現場で通報してくださいということでした。

 

ーやっぱり、教習所で習ったとおり、交通事故は大小にかかわらず、現場で即110番が基本なんだ。。

 

とりあえず、警察に電話するというアクションを起こしたことで、少し気持ちが落ち着いてきたところで、最初に電話に出てくれたお巡りさんから電話がかかってきました。

 

「念のため、被害の状況と自転車を確認しに行かせてください」とのことでした。もう夜にさしかかっていましたし、子供たちもいるのでどうしようかと思っていたところ、ちょうど夫が帰宅したので、じゃあお願いします、ということになりました。

 

しばらくして、お巡りさんがピンポーンとやってきたので、警察車両大好き息子と一緒に自転車置き場まで案内しました。警察官の方は、事故の状況や、私の住所や生年月日、自転車の車両番号などを控えて調書(?)を作っていかれました。それまでにだいぶ気持ちが落ち着いていた私は、別に犯人捜しをしたいわけでもないし、大事故でもないのに、事後通報までして大げさだったのかなぁ、とちょっと申し訳ない気持ちになてっいたので、警察官の方に「わざわざスミマセン^^;」とお伝えしたところ、そのお巡りさんは「初めて事故に合われたら、とっさにどうしたらいいかわからないものですよ。もし今後同じようなことがあったら無傷でも迷わず110番してください。」と言ってくださいました。110番していいか迷う人が多いそうですが、事故の大小にかかわらずかけていいそうです。というか、かける義務があるそうです。

 

今回のことで、交通事故は自分がいくら気を付けていても巻き込まれる可能性がある、ということをまざまざと実感しました。補助輪なし自転車をすごいスピードで走らせる息子にも、交通事故がいかに怖いか、少しは理解してもらえたかな・・。

 

今回のことで学んだこと・・

「交通事故は大小にかかわらず現場で110番」

「見知らぬ主婦を気遣って声をかけてくれる親切な若者がまだいる!」

「交番はわりと気軽に電話しても大丈夫」

 

ちなみに、自宅まで来てくださったお巡りさんは、若そうでしたがすごく真面目な方で、息子が帰り際「ばいばーい!」と手を振ったら、「さようならっ」と言って敬礼してくれました。お巡りさんに敬礼されたのなんて初めてでしたよ^^

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