このところ残業&早朝出勤続きの夫。
日本のサラリーマンの方なら毎日残業なんて当たり前~、かもしれませんがイギリスでは毎日遅くまで残業する人は稀なそうな・・・。そんな国で育っている夫にとって、残業が続く日々はかなりのストレスのよう。目に見えて疲労困憊しているのがわかります。
そんな時、私にできることは・・・、ビールを買って、ダディの好物を作ること!
ということで、久々に定時で終業する今日は、ダディの好きなタコスとイギリスの定番Pudding(イギリスではデザート全般をプディングと言います)、Apple Cruble(アップルクランブル)を作りました。チョコレート以外、あまり甘いものに興味がない夫ですが、アップルクランブルは作ると大喜びします。
ところで、アップルクランブルの日本での知名度っていかがなものなんでしょう。私は夫に教わって初めて知りました。熱々でトロトロのアップルの上にカリカリのクランブル生地、上から暖かいカスタードソースをたっぷりかけて食します。夫にとって、今は亡きおばあちゃんの味だそうです。
材料もシンプル、作り方もいたって簡単なのですが、案外てこずったのがカスタードソース。初めのころは、シュークリームに詰めるようなもったりとしたカスタードクリームを作ってしまっていたのです。本来はもっとしゃばしゃばの、まさにソースくらいのとろみが理想。そうとは知らない私は、日本式のカスタードをせっせと作っては、夫から「う~ん、もうすこしゆるい方がいいかもね」とやんわり指摘されていました。そして、どんどんとろみ加減を調節していって、最近やっと理想のカスタードソースに近づいてきました^^。(夫がが最初っからきっぱり、「もっとしゃばしゃばのソースみたいなのがいい!」と言ってくれたら分かりやすかったものの、気を遣って、「これはこれで美味しいよ~。」とか言うので、かえって理想形がわかりにくかったです^^;)
ちなみに、カスタードを手作りするのが苦手な方用に、イギリスではインスタントのカスタードの素も売られています。
そういえば、そんなカスタードがもはやメインとしか思えないようなデザート「Banana&Custard(バナナ & カスタード)」も夫の好物です。スライスしたバナナにカスタードソースをたっぷりかけたものなのですが、実際はカスタード”スープ”にバナナを浮かべているようなものです。黄金の組み合わせなので、味はもちろん美味しいですが、私としては、そんなにカスタードソースは大量にはいらないかな^^;
なにはともあれ、大好きなビールとタコス、アップルクランブルで、久しぶりにリラックスできたみたいで良かったです。
【アップルクランブル(グラタン皿1皿分)】
リンゴ1個
薄力粉 100g
バター 60g
砂糖 30g
① リンゴを薄くいちょう切りにして、バターを塗った耐熱皿に敷き詰める
② 小麦粉、バター、砂糖をボールに入れ、指先でこすり合わせるように、そぼろ状になるように混ぜる。
③ ②を①のリンゴが隠れるように上からのせる
④ 180度に予熱したオーブンで45分ほど(焦げ目げつくまで)焼く
⑤ 熱いうちにお皿にとりわけ、暖かいカスタードソースをかけて召し上がれ
【カスタードソース】
全卵 1個
砂糖 大匙2杯
薄力粉 大匙1杯
牛乳 200ml
好みでバニラエッセンス 適量
① ボールに、全卵、砂糖、薄力粉を入れ、泡だて器でよく混ぜ合わせる
② ①に牛乳を加え、混ぜ合わせたら、ざるでこして鍋に移す
③ 弱火で木べらで混ぜながら、とろみがつくまで火をとおす(もったりしすぎる場合は少しずつ牛乳を足す
④ 好みでバニラエッセンスを数滴加える
読んでいただきありがとうございます。
よろしければクリックお願いいたします↓!