心配性ママと英国人夫の国際結婚・育児日記

心配性でおっちょこちょいな私と、そんな私に耐える年下英国人夫、やんちゃな子供たちとの、日本での国際結婚・育児日記です。

地震に際して

今朝はショッキングで悲しいニュースがありました。

 

関西在住の私たちも震度4程度の揺れを感じ、登園準備の最中だった私はとっさに何も考えられず、必死で子供たちをつかんでテーブルの下へ避難しました。暫くして揺れは収まりましたが、手の震えがなかなか止まりませんでした。こんなに揺れを感じたのは、東日本大震災の時以来だと思います。

 

地震が発生したのが8時前、登園バスが迎えにくるのが8時過ぎだったので、なんだか頭がまだ回らないまま、同じバス停のママさんたちと相談しつつとりあえず息子を園バスに乗せて登園させてしまいました。

 

でも、これが間違いだったなぁ、と思います。その後のニュースでの被害状況の大きさや、今後の余震の可能性、近隣の学校が休校や自宅待機になっているなか、私たちの幼稚園からは暫くなんの連絡もありませんでした。まるで何事もなかったかのように・・・。

 

でも、子供を送り出してしまった保護者としては、時間とともに不安な気持ちが膨らむばかりです。幼稚園に状況や対策を確認しようと電話をしても、回線が混み合ってなかなかつながりませんでした。その間、私たちはママ友同士LINEで状況をシェアしたり、不安な気持ちを打ち明けあったりするしかできず・・・。10時過ぎにやっと一斉メールで、「通常通りの保育」との連絡があるまで、とにかく不安な気持ちで過ごしました。

 

一斉メールでは、被害にあった園児や園児の家族は今のところ確認していない旨の記載はありましたが、幼稚園施設の安全確認はされたのか、そもそもそのような対応はしたのか、全く記載はなく、私がやっと繋がった電話で状況を聞いても、「園長の判断で、通常保育をします」とのこと。結局、午後に子供たちが返ってくるまで、安心できませんでした。

 

全く心配性ではない夫にこの話を鼻息荒く伝えましたが、やっぱり、「そんなに血相変えるほどのことでもないんじゃない?無事なんだし」と。地震がほとんど発生しないイギリスで育っているので、地震の本当の恐ろしさがわかってないのかなぁ、と正直がっくりきました。ま、心配性すぎる私と、楽天的な夫とは、こんな温度差は日常茶飯事ですが・・。(さすがに地震の直後は真っ先に電話してきてくれましたけどね)

 

昼間は幼稚園の対応に苛立ちと不安を覚えるばかりでしたが、時間が経って冷静になってみると、そもそも登園させたのは自分の判断で、そこが間違っていたな、と思いました。幼稚園の対応を待ったり、その対応にだけ従うのではなく、親である自分が危険だと思ったら、自主的に休園なりなんなりすべきだったな、と。今後は、子供の安否にかかわることは特に、判断を人任せにせず、自分の責任で決めるべきだと思いました。

 

とはいえ、今回の地震が前震の場合や、これから大きな余震がある場合も考えられます。もし子供たちが在園中にそのような状況になったときに、子供たちの安全が最優先に守られるような手順をきちんととってもらいたいと思います。

 

今回の地震の犠牲になられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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