夏休み早々、アデノウィルスに感染して高熱を出していた息子。結局5日間も熱が下がらず自宅に閉じこもっていたのですが、そんな息子が完治した途端、次は娘が発症してしまいました。
感染力がかなり高いアデノウィルスですから、うつらない方が奇跡ということで、まぁ想定内ですが。それにしても、順番にかかってしまったので、トータルして2週間程、自宅に閉じこもる日々・・。母子ともかなりストレスが溜まってきました^^;
そんななか迎えた週末、夫に娘を託し、元気になった息子と映画デートを楽しんできました。
5歳の息子、実はこれが初めての映画館でした。私の周囲では、2~3歳ごろにアンパンマンやトーマスなどの映画で映画館デビューを果たしているお子さんが多いのですが、我が家は、一応バイリンガル教育の観点から、映像物は必ず英語で見せることにこだわってきたので、なかなか息子を連れていける映画に巡り合えませんでした。「トーマス」やディズニーの「カーズ」等、息子の好きな映画はたくさんありましたが、私の住む街の映画館では、どれも吹替えしか上映していなくていつも残念に思っていました。
そんな息子の記念すべき映画館デビュー作は、ディズニー/ピクサーの『インクレディブルファミリー』です。
ディズニー/ピクサーの映画って、アニメーションですが大人も楽しめるということで、字幕版、吹替え版、両方が上映されているんですよね。実は今春劇場公開されていた同じくディズニー/ピクサーの『リメンバーミー』も、私はすっごく観たかったので、息子に提案したのですが、怖がり屋の息子、劇中に骸骨が出てくるのを知って即却下でした。今回の『インクレディブルファミリー』に関しては、自宅で何度も鑑賞している『Mr.インクレディブル』の第2弾ということで、映画館に行くことを承諾してくれました^^。(結局、息子に見せてあげる為というより、私に息子を付き合わせたかたちになりました・・)
初めての映画館ということで、息子がじっとできなかったらいけないと思い、事前にネットで前列に席がなく、かつ通路際の席を予約。息子の好きなポップコーンと飲み物を購入し、万全の態勢で臨みました。
ふと思えば、私が最後に映画館で映画を鑑賞したのは、息子が産まれる前、もうかれこれ5年以上前の事なんです。久々すぎる映画館になんだか私の方がドキドキしてしまいました。
さて、肝心の映画ですが、本編上映前に『BAO』という短編が上映されました。この短編がなかなかで、息子を持つ母親の私にとってはグッとくる、いいストーリーでした。ただ、当然息子には響かず。。「インクレディブルファミリー、まだ?」と。ま、そりゃそうですよね。
気を取り直しまして、さぁ本編開始です!私は、とにかくそのアニメーション技術のすばらしさに圧倒されました。ピクサーの作品って見るたびに映像技術が発展しているように感じるのですが、もうほぼ実写みたいな(むしろ実写以上の)クオリティで驚きます。
ふと息子を見ると、嬉しそうな顔をしてポップコーンをつまみながらじっとスクリーンに見入っていました。家でも幼稚園でも割と落ち着きがない方の息子。映画館でもすぐに飽きてしまうのではと心配していたのですが、予想外に大人しく見てくれていたのでホッとしました。
途中、「いつ帰れるの?」、「おにぎり食べたい」とか「トイレ〜」とかはありましたが、他人に迷惑をかけてヒヤヒヤすることも、映画館の暗がりや大音量を怖がって帰りたがることもなく、すごく落ち着いて観られたので、私は大満足でした!
息子はというと、特に「また行きたい!」とか「もういいわ」ということもなく、ニュートラルな反応でしたが、一応帰宅すると、「楽しかった」と夫に報告していました。
息子よりむしろ私の方が楽しんだ、息子の映画館デビューでした。
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