心配性ママと英国人夫の国際結婚・育児日記

心配性でおっちょこちょいな私と、そんな私に耐える年下英国人夫、やんちゃな子供たちとの、日本での国際結婚・育児日記です。

英国人夫が理解に苦しむ日本の習慣:職場編

夫が、現在の会社に勤めだしてからかれこれ5年半になります。

 

転職前はいわゆる英会話スクールで働いていたのですが、当時の同僚は国際色豊か、スクール自体も大手のチェーンなどではなかったので割とルールも緩く、それほど日本で働いているという実感がなかったような感じがありましたが、転職した現在の会社は、割と古くからある日本の企業。。。外資系やベンチャー企業と違って、『THE日本の会社』ですよね。勤続5年以上となった今でこそ、色々と心の中で折り合いをつけて日々過ごしているようですが、初めは(いや、未だに^^;)理解不能な常識に頭を悩ませていました。

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【仲良くなったんじゃなかったの…?】

日本人が職場で同僚にそれほどフレンドリーに接しないのは、それがある種のマナーだからだと日本人なら思うところですが、夫はこの雰囲気になかなか慣れられません。今でもよく覚えている出来事があります。夫の入社後しばらくして職場の飲み会がありました。入社して間もない夫はなるべく多くの人と知り合いになって早く職場に馴染みたいと、普段いかないような2次会のカラオケにも参加しました。その夜帰宅した夫、「今日は結構色んな人とフランクに話ができてよかった。」と結構楽しかった様子でした。楽しく話が盛り上がった同僚とはすっかり仲良くなったと思っていた夫にとって衝撃的だったのが翌日のオフィスでした。前夜あんなに和気あいあいと盛り上がった同僚とは以前より気さくに「Hello~!」と接することができると思っていた夫の予想とは裏腹に、まるで何もなかったかのようにこれまで通りクールなテンションの同僚の皆さま^^; その日帰宅した夫は「信じられない!昨日はもっと気軽に話しかけてくれよ~(社交辞令?)って言われたのに!!」とかなりショックを受けていました。その後、海外勤務の経験のある方や帰国子女の方など、フレンドリーに接することができる同僚と知り合うことができ以前ほどの疎外感はなくなったようですが、もっと気さくに同僚の方と話ができたらいいのになぁ、とは常に思っているようです。

 

【GW、夏季冬季休暇のかわりにHolidayがほしい!】

イギリスには日本ほど祝日がないかわりに、2週間ほどのホリデーを希望の時期に取得する方がほとんどだそうです。夫の両親に至っては、2人とも教師だったため、夏休みや冬休みなど学校が休みの時期はそのまままるまるホリデーになっていたそうです(自宅に持ち帰りの仕事はあったようですが)。日本のようにGWやお盆など、一斉にお休みする時期に休暇をもらっても、どこも混み合うし高いしで、お出かけしても結局ストレスフルで、何のためのホリデーだか・・・。全国一斉にお休みをもらうより、自分の好きな時期に申請して長期休暇を取得できるようがよっぽどかリフレッシュになると思います。プレミアムフライデーとか夏時間とかより、好きな時期に長期休暇が取れるような環境が整うといいなぁ・・・。(私が退職まで勤めていた外資系の会社では、自分で仕事を調整すれば割と忙しい業務の方でも長期休暇を取って海外旅行に行かれたりしていたので、会社によるところが大きいでしょうね。)

 

【ヒゲはタブーですか?】

半年ほど前から、髭を生やしだした夫。きっかけは、おでこの後退が気になってきたからだそうですが 笑。(男の人って、髪の毛が気になりだすと髭を生やしたくなるものですか?笑)髭と言っても、色々ありますが、夫のは、もみあげから顎、鼻の下にも生えている英語で言えばbeardにあたります(ちなみに、口ひげはmoustacheです)。もちろんぼさぼさの無精ひげではなく、きちんとトリマーで量も長さも調整していますし、ヘアカラーが明るいので髭の存在感はそれほど強くありません。例えるなら、「La La Land」の時のライアン・ゴスリングくらいの量と長さです(こんなかっこいい人を例えにしてすみません!)ですので、私も職場でも全く問題ないだろうと思っていたのですが、夫曰く、同僚と会話していたら相手の目線が必ず自分のあごにいっていると^^;。夫は、「そんなにおかしい?そんなに似合わないか?」と気にしていますが、おそらく職場で髭を蓄えている人がほとんどいないからだと思います。夫に聞くと、確かに、年配の社員さんや役員さんには髭の人もいるそうですが、30代くらいではいないかなぁ、と。アパレル系や広告代理店など華やかな業界だと目立たないと思いますが、どちらかというとお堅い業種にあたる夫の会社だと、ひげ率はかなり低いんでしょうね。イギリスでも、確かに無精ひげはちょっとNGかもしれませんが、整えている場合には全く違和感のないものですので、夫が「髭を生やす自由もないのかー!」と嘆くのも無理はありません。

 

なにかと社会的タブーの多い日本社会で私たち家族の為にサラリーマンとして頑張ってくれている夫に感謝です。

 

 

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