先日、マンションの子供会で一足早くハロウィンのイベントが行われました。
イギリス人と結婚しているというと、「毎年ハロウィンも本格的なんでしょうね!」と言われることがありますが、イギリスではハロウィンは盛大に行われないんですよね^^;。夫も、仮装したりハロウィンパーティを開いたりしたことはないそうです。
ですので、我が家も子供たちに仮装をさせるのは今年が初めて!そこで、子供たちに何になりたいか聞いたところ、息子は魔法使い、娘はプリンセス、と。結構ふつう 笑。娘に至っては、ハロウィン云々以前から白雪姫のドレスが欲しいといっていたので白雪姫のドレスを用意していたのに、いざ本番となるとまさかの拒否!結局、今春に弟の結婚式で着用したピンクのドレスと、おさがりで頂いたピンクの赤ずきんちゃんのケープに落ち着きました。息子は、100円ショップで買った魔法使いのハットに緑のフェルトを張り付けたものと、夫の古いTシャツ、これまた100円ショップで購入した星柄のストールで、ガンダルフ(ロードオブザリングに登場する魔法使い)風におさまりました。私としては、今子供たちがハマっているムーミンのスナフキンとミィになってほしかったんですけどね・・。
さて、子供会のハロウィンでは、事前にボランティアでお菓子を配ってくださるお宅が募られており、そのお宅に子供たちがグループで訪問します。(お菓子も事前に子供会で用意してくださっていました) ピンポーンとするとそのお家の方から「合言葉は?」と言われるので、子供たちが「トリックオアトリート!」と言ってお菓子をもらう段取りです。我が家も、夫が在宅してお菓子を配る係をしました^^
この「トリックオアトリート」という合言葉。周りの方からは、「〇〇(息子)くんはばっちりだよね!」と言われるのですが、それが全く逆で、息子はこれが全然言えないのです^^;
というのも、自宅では「お菓子をもらうときに、『Trick or Treat!』と言うんだよー」と、英語の発音で「トリックオアトリート」を教えていたからなのです・・。息子と娘は、当然、言葉は耳から覚えていますので、日本語の「トリックオアトリート」と英語の「Trick or Treat」は全く別のものとして聞こえているのです。
昨年も、通っていた児童館で行われたハロウィンパーティに参加したのですが、その際も「トリックオアトリート!」と元気よく言っているお友達を横目に、「えっ?みんななんて言ってるの?Trick or Treatじゃないの??」と戸惑ってモジモジしていたのを覚えています。
自宅でも「日本語ならトリックオアトリートだし、英語ならTrick or treatだけど、どちらで言っても通じるから大丈夫だよ!」と言っていたのですが、どうもちゃんと理解できていなかったようでした。
我が家のバイリンガル環境は基本的に「OPOL(One Person One Language)」で、子供たちに話しかけるときは私が日本語のみ、夫が英語のみ、のスタンスを取っているのですが、子供たちが大きくなるにつれ、ついつい英語の方が伝わりやすいときは私も英語を使ってしまったりと、ルールが緩くなってきているんですよね。。。
外来語とはいえ、日本語のカタカナになった時点でそれは立派な日本語なので、今後はもう少し私がきちんと日本語として教えなければなぁ、と思いました。ま、「トリックオアトリート」はめったに使う言葉ではないので、いいと思いますが^^;
ちなみに、外来語って、英語圏の外国人が日本語を覚えるうえで苦労することの一つなんですよ。英語がそのまま日本語になっているので、覚えやすいんじゃないかと私は思っていたのですが、夫曰く、英語の発音で言うと全く通じないので、敢えてカタカナ発音で言うのが逆に難しいのだそうです。いうなれば、日本人がイギリスへ行って「カラオケ」といっても通じにくい、みたいなことだと思います。(カラオケは英語になっていますが、発音がちょっと違いますよね)
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