心配性ママと英国人夫の国際結婚・育児日記

心配性でおっちょこちょいな私と、そんな私に耐える年下英国人夫、やんちゃな子供たちとの、日本での国際結婚・育児日記です。

英国人夫が見た、日本の幼稚園の運動会

先日、年長の息子が通う幼稚園の運動会がありました。

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2年保育の息子は運動会を経験するのはこれが2回目ですが、昨年の秋に転園をしたため、今通っている幼稚園での運動会に参加するのは今回が初めてでした。昨年通っていた幼稚園は公立の幼稚園。2学年4クラスのこじんまりとした園で、運動会は、小さな園庭の中で和やかに営まれました。

 

さて、現在息子が通っているのは同じ市内の私立の幼稚園です。昨年の運動会のイメージで当日の朝出かけていくと、すでに長蛇の列!3学年8クラスの保護者や祖父母が集まっているので、それはもうすごい人数です。しかしながら、園庭は都市部の幼稚園らしく、かなり手狭。昔は場所取りのために、早朝、いや前日から並んでいた人がいたとか・・・。現在は、そんな行為を防ぐ為、競技をしている学年の保護者が最前列になるように、競技が終わる度に入れ替わるシステムになっています。田舎の広々とした幼稚園に通っていた私からすると、結構衝撃的でした^^;

 

そんな私よりも衝撃を受けていたのはもちろん我が夫。。。

 

まず、開会式での国旗掲揚国旗掲揚のアナウンスがされていましたが、スピーカーのボリュームが小さくて私たちのところまで届かなかったため、子供や先生たちが上の方の1点を見つめている姿を見た夫は、「何してるん?集合写真?」と 笑。私が、「国旗掲揚してるから」と教えると、「えっ!〇〇(某独裁国家)みたい・・・」と、驚いていました。

 

そりゃぁ、びっくりしますよね。夫は今までの人生で、整列させられて号令をかけさせられたり、全員で同じことをさせられたような経験がないそうなのです。確かに、そんな環境で育った人からすると、幼稚園児にして、ぴちっと前へならえをして、国旗を仰ぐ姿はちょっと軍隊っぽく見えますよね^^;

 

初めこそちょっと「えっ?」と思ったようでしたが、その後の競技、演技はなかなか見ごたえがあり、夫も頑張る息子の姿を楽しそうに見つめていました。親子競技に至っては、「デカパンリレー競争」のアンカーを飾り、見事1位になっていましたよ^^

 

ただ、一つ一つの競技や演技のクオリティが高いぶん、時間が結構長かったんですよね・・。2歳の娘は、園に到着して早々から「もう帰ろう」「そろそろ公園行こう」「おやつ食べたい」「私も運動会出たい」と、愚図りのオンパレード。結局夫が、息子の競技の合間をぬって近くの公園に連れて行ったりしてくれましたが、競技と競技の間も短いので、夫はかなり疲れていました。

 

8時半に始まった運動。プログラムには12時半終了と書かれていましたが、実際に終わったのは13時半を回ったころ・・。頑張った子供たちがぐったりなのはもちろん、5時半ほど、ほぼ立ち見状態の保護者達の疲労感も半端なく、2時間ほど経過した頃には声援もほとんど聞こえてこないくらいに・・・。

 

夏日だった天候も手伝って、疲労感はすごかったですが、障害競争に、リレー、組体操など、昨年だったら絶対できていないようなハイレベルな種目をこなす息子をみて、しみじみ成長したなぁ、と思いました。

 

ただ、長時間にもかかわらず笑顔で一生懸命やり切った息子を、誇らしい気持ちで迎えに行ったところで、大どんでん返し。幼稚園を出たとたん、お腹が空き過ぎていた息子は、「おにぎり食べたい~」と言って泣きながら家まで歩いて帰ったのでした^^;

 

国旗掲揚に始まり、笛の号令で「やーっ」といって形を決める組体操。最後の園長先生の(長めの)スピーチなど、夫にとっては未知のものでしたが、そこは来日10年のベテラン、「ま、日本らしいね~」と受け入れていました。

 

私的には、夫がこれまでの人生で一度も整列して一斉に皆で同じことをさせられたことがない、ということが驚きでしたけど!

 

 

 

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