イギリスのソーセージって、日本で一般的に食べられているソーセージとは全く別物だって、ご存知でしょうか?
まず、大きさ。ソーセージといえばシャウエッセンを思い浮かべる私からすると、イギリスのソーセージは超特大!長さは15cmくらい、太さもかなりあります。モンキーバナナくらいのサイズはあるかもしれません。味は、とにかく濃い!塩気がキツイのと、種類によってはハーブがかなり効いています。そして、生なだけに、かなり肉肉しくジューシーです。フライパンで焼くとコンロの周りがギトギトになります^_^;
夫はこのソーセージを観音開きにして、表面がカリカリになるまでしっかり焼いたものをパンに挟んで食べるのが大好きなんです。私は…正直言って苦手ですが ^_^; お肉好きな人は好きだと思いますよー。
でも、このイングリッシュソーセージ、日本ではなかなか見当たらないんですよね。日本ではやっぱり簡単には手に入らないかなーと諦めていたところ、夫のイギリス人の友人から、イギリス人が経営しているパブで手作りのイングリッシュソーセージが買えると教えてもらいました。
そのお店が、兵庫県宝塚市にあるThe Cricketer’sというパブです。小さなお店ですが、イギリス人の方が経営しているということで、店内はイギリス本場さながらの雰囲気です。
我が家からは結構距離があるのですが、父の日のプレゼントを何にしようか考えていたところここのソーセージを思い出し、重い腰を上げて買いに行ってきました。
土曜のお昼頃行ったのですが、狭い店内では常連さんらしき人たちがスタンディングでビールを飲んでいたり、テーブルでおつまみをつついていたり・・・。でも、駅前の商業施設内にある小さなお店なので、全然入りにくい雰囲気ではありません。
前回訪問した時は日本人のスタッフさんだけでしたが、今日はオーナーさんらしきイギリス人の方がいらっしゃいました。ソーセージをお願いしたところ、「ベーコンもあるよ」(ちなみに、イギリスのベーコンはこれまた日本のベーコンと少し違います)と、出してきてくれたので(なかなか商売上手?)、結局ソーセージ2種とベーコンを買って帰りました^^
ちなみに、ソーセージは「セージ(Lincolnshire sausage)」「パセリ」「ホワイトペッパー(Cumberland ausage)」の3種、それぞれ1パック10本入り1500円です。ベーコンは10枚入りくらいで900円でした。
食べログを見ると、英会話の先生が経営しているとありますが、この日お会いした方は、自分は「butcher(精肉屋)」だとおっしゃっていました。兼業しているのかな?
私が「遠渡はるばるこのソーセージの為にきました」と言うと、「電話注文してくれたら自宅に発送できるよ」と。なーんだ、結構な道のりをがんばってきたのに^^; 何事も事前の電話確認は必須ですね。また、パブとは別に、業者向けにソーセージの卸売りのHPがあり、そちらにメールをすれば個人宅でも発送してくれるとのことでした(下記)
【Bangers'N'Mash - Craft sausages and charcuterie】
日本在住のイギリス人の方で、故郷の味が恋しい方。イギリスへ旅行した際に食べたソーセージの味が忘れられない方(?)。イギリスのソーセージを試してみたい方。こちらのお店、おすすめですよ。
さてさて、肝心の父の日。夫は朝から大喜びで特大のソーセージサンドにかぶりついていましたよ^^
(見た目が…もはやソーセージというよりパテです 汗)
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