イギリスの朝食シリーズ(?!)、今回はCrumpet(クランペット)です。
先日、久々にAmazon Kindleで、面白そうな本がないか探っていたところ、砂古玉緒さんの『イギリスの家庭料理』という本を発見しました。
イギリス家庭料理のレシピ本は、新婚時に義母から頂いた洋書のものをもっているのですが、なにせこちらは本格的な現地仕様、日本では手に入りにくい材料が多かったりして、限られたものしか作ったことがありません。あとはCookpadやネット検索して出てきたレシピを自己流にアレンジしたりしてきましたが、一度きちんとしたイギリス料理のレシピ本が欲しいなぁとは思っていました。
Kindleを使用するようになってから、本はほとんど電子書籍で読んでいるのですが、料理本に関しては、単行本版の方が使い勝手がいいと思うので、一度無料サンプルをダウンロードして内容を確認して、よければ単行本版をオーダーしようと思い、就寝前にサンプルをダウンロードしておきました。・・・、と思ったのですが、翌朝気付きました。間違えて購入のほうをクリックしてしまっていました^^;。誤って購入してしまった場合、直後ならキャンセルできるのですが、今回は気付いたのが遅かったのでキャンセルできず・・・。ま、ほぼ購入するつもりでいたのでいいんですが、単行本のほうが欲しかった・・・。
と、前置きが長くなりましたが、今回ご紹介するCrumpets(クランペット)はこちらの本のレシピから作ってみました。
Crumpetsとは、イギリスではポピュラーな朝食メニューで、パンとパンケーキの合いの子のようなものです。もちもち触感が特徴的で、見た目はイングリッシュマフィンに少し似ています。表面が海綿のように穴だらけなのですが、トーストで温めた後、たっぷりのバターとシロップをかけたときに、この穴からバターとシロップが混ざり合ったものがジュワーっとしみだしてきて、美味しいんですよね^^。
イギリスではどのスーパーのパン売り場にも置いてある超ポピュラーな食べ物なんですが、日本では手に入りませんよね。一度、クランペットがメニューにあるカフェに行ったことがあるのですが、本場の4分の一くらいの大きさのクランペット2枚が1000円くらいして、すっごくがっかりしたことがあります。クランペットってそんなお上品なものじゃないんですもの!庶民の食べ物ですからー!
ということで、食べたければ自分で作るしかありません。以前ネット検索して見つけたレシピを試してみましたが、ちょっと思ったのと出来栄えが違ったので、今回は『イギリスの家庭料理』のレシピでリベンジです!
レシピ詳細は掲載できませんが、材料も手順も至って単純。手のかかる子供がいてもパパッと作れますよ。
で、出来栄えはといいますと・・・。味はクランペットそのもの!しっとりもちもちで美味しい~。ただ、肝心の表面の穴ができず、残念!でも、失敗の原因はわかっているんです。子供たちが「お腹すいた~」と騒ぎ出したので、発酵時間60分のところ、40分くらいで切り上げたんですよね。きっとそれが原因だと思うので、次回はちゃんとレシピ通りにやってみたいと思います。
(これにバターとシロップをたっぷりかけます)
でも、久々に食べたイギリスの味。我ながら美味で、幸せでした^^。