先日久々に夫婦喧嘩しました。
きっかけはほんとに些細なこと。でも、その日は私も夫も何故か朝から気分が乗らず、これという訳もないのになんだかイライラしてたんです。そういう時ってありますよね。
で、お互いに相手が機嫌悪いなぁと思っていたところ、私が発した他愛もない一言にどうやらちょっとカチンときた夫が、ボソッと「Jesus」と。
「Jesus」という言葉は卑語ですが、私はクリスチャンでもないので特に気にしません。でもその言い方に私の方もカチンと来てしまったんです。
そもそも、私が発した言葉にカチンと来る訳がわからなかったんです。でも、このパターン、たまにあるんですよね・・・。私と夫は普段の会話は英語でしています。だからこの時も私が英語で言ったのですが、どうもこれがキツい一言に感じたようなのです。でも、私の中ではほんとに他愛もない一言で、もし日本人相手に日本語で言ってたらなんとも思われなかったんじゃないかなぁ、と思ったりしてしまいます。
私は帰国子女でもなければ何年も海外で生活した経験もありません。実際に生活に困らないくらいの英語は社会人になってから、やり直し英語で身に付けました。なので、細かなニュアンスとか、スラングとか、100%理解できていないんです。そのため、今回のように意図せず相手の気分を害してしまうことも・・・。
国際結婚のデメリットとして言葉の壁があると思いますが、言いたい単語が出て来ないとか、言い回しが分からない、というのはそれ程大した問題ではない気がします。単語が分からなければ調べたり違う言葉で説明したりできますし。それより、自分が意図したニュアンスと違うとらえ方をされ、「誤解」される事の方が辛いなぁと思います。
これはもう、その都度誤解を解くとともに、私の英語力を磨いていくしかないのですが、日本に住んでいるとなかなか英語学習へのモチベーションが保てないので、道のりは長そうです^^;
夫の方も夫の方で、私が常に母国語じゃない言語でやり取りしていることを忘れがちだと思うので、そこのところも毎回強調してますけどね!
ところで、話は変わりますが、「Jesus」や「F*ck」等、いわゆる下品な言葉は英語ではSwear wordと言います。洋画などを見ていたらわかると思いますが、まぁ会話の端々によく使われていますよね。
イギリスへ行くまでは、アメリカ映画のイメージが強くて、こういった言葉はイギリス人よりアメリカ人のほうがよく使うのかと思っていたのですが、実際はどうも逆のようですね^^; 私が通った語学学校でも、割と年配の紳士風な先生がにこにこしながら「ホントは使っちゃだめだけど、よく使われているSwear Wordリスト」を授業で教えてくれたのが印象的でした。でも、くれぐれもネイティブじゃない私達がパブなどお酒の入る場で口走らないように、と前置きされましたけど。きっと私達の夫婦喧嘩みたいに、変なニュアンスで伝わると喧嘩になるからでしょうね。
夫は、結婚前は私の前ではほとんどこういった言葉は使ったことがありませんでした。どうやら猫を被っていたようですね 笑。今は毎日フツーに頻繁に聞こえてきます。英語の卑語の面白いところは、悪い事だけでなくいい事に対しても使うことですね。例えば、お財布を落としたら「F*ck!」、宝くじがあたっても「F*ck!」。なので、聞き慣れてしまえば、「下品な言葉」というよりは「感情を大げさに表したいときに使う言葉」という風にとらえられてきました。なので、特に目くじらを立てることもありません。
ただ、子供の前となるとやっぱりやめてほしいですよね。イギリスのDailymailの記事によると、ほとんどの子供はアルファベットを覚える前に下品な言葉を覚えるのだとか。
これ、心当たりあります 汗。記事によると、だいたい3,4歳くらいからそういった言葉を使いだすとありますが、我が家の長男も、3歳の頃、何か物を落としたときに「Sh*t!」って言ったんです。私はほんとにびっくりしたんですが、真っ先に夫を見ると、にやっとしながら「しまった~」という顔をしていました。夫しか原因がないですからね 笑。無垢な幼児からこんな言葉を聞くとやっぱり結構ショックなので、夫には気を付けるように言ったのですが・・・染みついた習慣はなかなか簡単に直せないものですね。5歳になった長男は時々「Bloody(これもイギリスでは良く使われています) 」とか、言ってしまっています。息子の日本語は、私(=女言葉)の影響が強いからか、はたまた戦隊モノのTVを見ないからか、同世代の男の子と比べると丁寧だと幼稚園の先生にも言ってもらったくらいなのに、英語となるとまさに正反対 涙。
子供の英語に関しては夫に託しているので、私はあまり口出ししたくないんですが、ちょっと不安です^^;
色んな意味で言葉の壁がありますが、気長に、でも努力は怠らずやっていかねばなぁ、と思います。
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